新月から満月へ、そして再び欠けて
新月へと戻っていく、
約29.5日間の月のサイクル。
月が丸く満ちていく間は
計画をどんどん実行することで
形にしていきやすい時です。
満月を過ぎ、欠けていく間は
ものごとを見直したり減らしたりと
調整するのによい時です。
効率よく結果を出す方法として
知られている
「PDCAサイクル」というものがありますが、
①「Plan(計画)」
②「Do(実行)」
③「Check(評価)」
④「Action(改善)」
の4つを順番にくりかえして
成果を上げるサイクルです。
それにあてはめて
新月:
Plan(計画)
↓
満月にむかう間:
Do(実行)
↓
満月:
結果が出てくる&
切り替わりのタイミング
↓
新月にむかう間:
Check(評価)&Action(改善)
↓
次の新月:
前のサイクルを受けて
新たなPlan(計画)…
こんな風にとらえると
イメージしやすいと思います。
この月のサイクルの中でも、
新月と満月の前後には
このようなことが起こりやすくなります。
何かがスタートする、
リセットされる、一区切りつく
待っていた結論や結果が出る
イライラ、落ち込み、
感情的になるなど、精神的に不安定になる
そわそわして何も手につかなくなる
体調がくずれる
(むくむ、頭痛、だるさ、眠気)
大なり小なり、
生活リズムが
切り替わるタイミングなのですね。
また、
旅行やイベント、
仕事のプロジェクト等が
狙ったわけではないのに
あらかじめ新月・満月の日に設定されていた
ということはありませんか。
それは「うまく流れにのっているよ」
というサインです
注意したいのは、新月・満月は
切り替わりの「節目」なので
体調や気持ちが
不安定になる場合があることです。
月は私たちの無意識とつながっています。
意識してコントロールできないのが
「無」意識。
新月・満月の前後は
些細な不安が膨らんで
疑いや怒りをぶつけてしまう、といったことも
自然と起こりやすくなります。
感情にまかせて
大切な関係を終わらせたり、
勢いで重大な決断をしたり
(それまで準備を整えてきたことは別)は
しない方が賢明。
どうしても
決着をつけたいことがある場合は、
あわてなくてもいいことなら
新月・満月が過ぎて数日たってから
がおすすめです。
気圧が下がると頭痛がする人もいますよね。
新月・満月の時に気持ちが乱れたら
月という自然の影響だとうけとめて、
自分の中の嵐と距離を置き
出来るだけ冷静に過ごすことを
心がけてみてください
いらいらしている私、
悲しんでいる私。
気分が高揚している私。
それを「いいこと」「悪いこと」と
判断せずに
ああ、今こんな風に感じているな、
心臓がどきどきしてるな、
と、ちょっと遠くから自分を
観察するようなイメージが役に立ちます。
「自然への畏敬の念」を感じることは
体内の炎症レベルを下げ、
身体と心の健康を保つのに
効果的だということが様々な研究で
わかっているそうです。
月を見上げ、
自分が壮大な宇宙の一部であることに
思いを馳せたり、
今の体調や気持ちを
ありのままに見つめてみる。
ときどき、ちょっとだけ、
そんな時間をつくってみませんか